香り高いコーヒー…。
いつ飲んでも美味しいものです。
飲むだけでもリラックス効果もある、この魔法のような飲み物。
このコーヒーにダイエット効果があると聞いたら、あなたは信じますか?
こんにちは。
飲み物の中ではコーヒーが一番好きな…
赤鬼です!
今回のお題はズバリ「コーヒーにダイエット効果があるか否か?」です。
どうせ「何とかダイエット」みたいに、一年くらいで跡形もなく消えてしまうダイエット方法なんじゃないの?
人の言葉を素直に信じられなくなっている汚れた心の僕。
そんな疑心暗鬼の塊の僕に、逆転裁判ばりの「異議有り」を唱える人物が現れました。
その人物は大阪にあるHEVEN’S CAFEの代表バリスタ安部さん。
安部さんの話によると、どうやらコーヒーはダイエット効果有りとの事。
今日はその効果を余すことなく語っていただきましょう。
1. コーヒーのダイエット効果に対する疑問
コーヒーのダイエット効果を教えていただくにあたり、いくつか疑問が湧いて来たのでまとめてみました。
- コーヒーを飲んだら体にどう働きかける?
- 飲むタイミングは?
- インスタントコーヒーや缶コーヒーはOK?
- 利尿作用は大丈夫?
以上の事を教えていただくとしましょう。
1-1. コーヒーを飲んだら体にどう働きかける?
コーヒーを飲むと以下の効果があります。
〇 コーヒーを飲むと体に働きかける効果
- 血管が広がる
- 血流が良くなり体温が上昇
- 代謝量が上がる
この現象を作り出している化合物が「クロロゲン酸」と「カフェイン」です。
クロロゲン酸(クロロゲンさん、chlorogenic acid)は、3-カフェオイルキナ酸 (3-caffeoylquinic acid) とも呼ばれ、コーヒー酸のカルボキシル基がキナ酸3位のヒドロキシ基と脱水縮合した構造を持つ化合物である。コーヒー豆から初めて単離され、現在では多くの双子葉植物の種子や葉から見いだされている。熱に不安定で容易にコーヒー酸とキナ酸に分解する。カフェタンニンの1種とされたこともあるが、タンニンとしての活性が低く、現在ではタンニンの1種としては見なされていない。
カフェイン(英: caffeine, 独: Coffein)は、アルカロイドの1種であり、プリン環を持ったキサンチンの誘導体として知られている。興奮作用を持ち精神刺激薬のひとつである。カフェインは、アデノシン受容体に拮抗することによって覚醒作用、解熱鎮痛作用、強心作用、利尿作用を示す。
小難しい内容ですが手っ取り早く言うと…
運動前にコーヒーを飲むと、カフェインとケロロ軍曹(クロロゲン酸)が血管に作用し脂肪燃焼効果アップ!でなわけです。
バリスタの安部さんはこうもおっしゃっていました。
安部さん「コーヒーを飲み続けていれば簡単に痩せるというわけではありません。
あくまで準備運動の役割をコーヒーがやってくれるだけです。」
うーん…説得力が違いますね。
そう言えば僕も過去に何度が運動前にコーヒーを飲んだ事があります。
その時不思議と体がポカポカしたのですが、こんな効果があったのですね。
気持ちを運動モードに切り替える意味でも、一杯飲んで気持ちを落ち着けるのもありかもしれませんね。
1-2. コーヒーを飲むタイミングは?
コーヒーが運動前に飲むと準備が整うことはわかりました。
でも運動前と言ってもざっくりしすぎていません?
安部さ~ん!
安部さん「コーヒーでダイエットをしたいのであれば運動開始30分前に飲むようにしましょう!」
運動前の30分前に飲むと徐々に血管が広がり血流が良くなるとの事。
そこから怒涛の有酸素運動開始です。
よく有酸素運動の効果が現れ始めるのが、運動開始から20分後からと言います。
と言うことは運動開始30分前に飲むと、この開始20分の時間を短縮してくれると言うわけですね!
そういった意味でも、コーヒーを飲む事は「有酸素運動の効果アップ」を期待できるかもしれません。
ただし、コーヒーの脂肪燃焼効果は約2時間程度です。
その辺もお忘れなく。
まぁ、2時間も運動したら十分でしょうが( ̄▽ ̄;)
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1-3. インスタントコーヒーや缶コーヒーはOK?
世の中には様々な缶コーヒーやインスタントコーヒーが販売されています。
これらの商品もダイエット効果ありなんでしょうか?
教えて安部さん!
安部さん「どちらでもOKですが 可能ならドリップ式がおすすめです。
また、深煎りよりも浅煎りのコーヒーが良いですよ。」
コーヒー豆にはロブスタ種とアラビカ種の二つがあります。
それぞれの特徴としてはロブスタ種は低地栽培可能で安価なコーヒー豆。
主にインスタントコーヒーや缶コーヒーに使用されます。
アラビカ種は高地栽培される非常にデリケートなコーヒー豆。
主にドリップ式のコーヒーに使用され、ロブスタ種に比べてカフェイン含有量が高くなっています。
カフェイン含有量が多いとダイエット効果が高いので出来るならそちらを選びましょう。
また、コーヒーは深く煎るとカフェインが抜けて行くので浅く煎った方がおすすめのようです。
1-4. 利尿作用は大丈夫?
コーヒーがダイエットに効果があるのはわかりました。
ただ、一つだけ疑問があります。
コーヒーって利尿作用がありますよね?
コーヒーが血液をサラサラにすると先ほど記載しましたが、利尿作用で体の水分が無くなると逆に血液がドロドロになるんじゃ?
安部さん「おっしゃるとおりです。ただ、その辺は通常の運動と同じように水分補給をしっかりと行いましょう。
また、コーヒーの過剰摂取もいけません。目安としては1日3杯です。」
何事もほどほどが一番というわけですね。
ちなみに水分が不足すると空腹感が生まれ食べすぎの原因になったり、代謝が悪くなり脂肪の燃焼効果が下がります。
水分不足はダイエットの妨げとなる恐れがあるので注意しましょう。
2. コーヒーダイエットの効果まとめ
それではもう一度「コーヒーダイエットの効果」をまとめましょう。
- 血管が広がる
- 血流が良くなり体温が上昇
- 代謝量が上がる
- 主にクロロゲン酸とカフェインにの作用によって上記の現象が起こる
- 運動開始30分前に飲むと良い
- インスタントや缶コーヒーよりもドリップ式がおすすめ
- 深く煎ったコーヒーよりも浅く煎ったコーヒーの方がカフェイン含有量が多い
- コーヒーは利尿作用が強いので運動中の水分補給を心がける
いかがでしたか?
かつてコーヒーは「悪魔の飲み物」とまで言われていたのに、現在ではダイエットの効果を促す存在になっています。
我々ダイエッターにとっては「天使の飲み物」ではないでしょうか?
ただ、過剰摂取は御法度。
適量を飲み有酸素運動を心がけてどんどん魅力的なボディをめざしましょう!
【今回ご協力いただいたお店】
HEVEN’S CAFE 十三店様