世の中には、様々なボランティアが存在します。
その中で、わずか15分~20分で、しかも体一つでできるボランティアがあります。
そう・・・それが!
献血です!
こんにちは!
大学時代、献血直後にバスに乗り込むために猛ダッシュし、ぶっ倒れそうになった赤鬼です。
先日、ちょいと小耳に挟んだのですが、献血にはダイエット効果があるとの事・・・。
いやいやいやいや!
それは無いやろ!
・・・でもほんまやったら?
確かにネットでも載っていますが、自分で確かめる「体当たり取材」が僕のブログのやり方です。
行ってきました!献血!
確かめて来ました!
ダイエット効果!!!
献血ルームのスタッフの方の答えは・・・
ダイエット効果はありません!
なぜそういった答えなのかを、これから解説させていただきます。
1. ぶっちゃけ献血にダイエット効果はありますの?
残念ながら、冒頭でも記述したように献血にはダイエット効果はありません。
少しくらいはあると思ったんですけどねー。
まぁ、体重を減らすオーソドックスなパターンとしては以下のような傾向が強いですもんね。
- 食事制限をして摂取カロリーを抑える
- 有酸素運動で脂肪を燃焼させる
- 筋トレで基礎代謝量を上げる
献血においては、上記の条件を満たすものが何一つありません。
スタッフの方にも、直接うかがってみました。
下記が献血バスにいらっしゃったスタッフさんの答えです。
はい。
献血にはダイエット効果はありません。
確かに献血を行うと、血液が200mℓ~400mℓ減少します。
血液は水に比べて比重があるので、400mℓの血液を採取した場合、約500mℓ分の重量が体重から差し引かれます。
しかし、あなたが今お持ちのお茶(いただいた物)を飲むと、当然、体内に水分が入るので体重は元に戻ります。
水分を摂取する事により血液量は回復し、体重も早々と戻ります。
余談ですが、ダイエット中に食事制限を行い、空腹の状態で来てくださる方がいます。
しかし、献血中にめまいを起こしたりされるので、そう言った方は、献血はおすすめできません。
もしもこの事を記事にしていただけるのであれば、そのように書き込みしていただけますか(笑)
このような返事をいただきました。
ダイエットに奮闘中の方に言いたい。
「楽して痩せたい」その気持ちはものすごーーーーくわかります。
僕も楽してムキムキボディを手に入れたいです。
しかし、そんな事は無理に決まってます。
自らの努力が痩せる近道ですよ♪
頑張りましょうね♪
1-1. 献血ダイエットって消費カロリーはどうなの?
せっかくなので、もしも献血をしたらカロリーは消費されるのかも聞いてみました。
ここまで来たんや。
ただでは帰らんぞ!
はい!
またまた、スタッフの方に聞いてみました。
答えがこちらです。
消費カロリーはわかりませんが、血液はほとんど水分です。
ですから、献血終了後はしっかりと水分補給を行ってくださいね。
このような返事をいただきました。
ネット情報だと400mℓで300〜400kcalを消費できるそうですが、その後に水分補給や食事を取るとすぐに相殺されるカロリー量です。
しかも、献血は一度行えば3ヶ月程度は間隔を空けないといけないので(400mℓの場合)結局はその間に抜き取ったカロリー以上を摂取する事になるわけですな。
てなわけで、やはり献血にはダイエット効果はありません。
せっかくなので、次の章から献血のメリットを紹介してみてます。
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2. 献血のメリット
では、せっかく献血するのだから、少しくらいメリットがあっても良いじゃありませんか!
そんな献血のメリットを見ていきましょう。
- 自分の血液の状態がわかる
- 記念品や飲み物がもらえる
- 人助けになる
順番に解説していきましょう!
2-1. 献血のメリットその1 自分の血液の状態がわかる
献血を受ける際に、採血を行い血液の状態を調べます。
その血液検査の結果が、後日、送られてきます。
だからと言って、血液検査目的の献血はやめておきましょう。
万が一、エイズや感染症などにかかっている時に献血を行うと、その血液が他の方の体内入り、感染を引き起こす危険性があるからです。
まぁ、そうなる前に必ず断られますが・・・。
血液検査が目的ならば、近くの医療機関で行うようにしましょう。
2-2. 献血メリットその2 記念品や飲み物がもらえる
せこい・・・せこいぞ!俺!
そう感じられると思いますが、仕方ありませぬ(-_-;)
献血を行った後に、どこの会場でも飲み物を無料で配布してくれます。
献血後は水分をしっかりと摂るように言われるので、それこそ2〜3本はもらえます。
ちなみに献血を行うとこんなカードがもらえます。
左のプラスワンカードをご覧ください。
これは後ろに書かれてある期限内に献血を行うと、記念品がもらえるそうです。
過去に献血をした時は無かったのですが、献血業界も色々と工夫しているようですね。
景品目的ではせっかくの献血も偽善じみたものになるのでおすすめできません。
見返りを求めずに善意で献血に協力してみてください♪
2-3. 献血のメリットその3 人助けになる
やはりこれが一番のメリットでしょう。
あなたが提供した血液で、日本のどこかで血液を必要としている方が助かるのです。
余談ですが、昔の献血ですが、O型は全ての人に血液提供が出きました。
しかし、今はやっていないそうです。
理由を、先程と同じスタッフの方に聞いてみたところ、こんな答えが返ってきました。
はい。
確かに昔は、血液型がO型の人はどの血液型の人にも提供ができました。
理由としては、別の血液が体内に入ると、多少なりとも身体が反応してしまうからです。
とは言え、現在でもO型の血液を輸血する事はあります。
血液のストックがあれば問題ありませんが、万が一無ければ他の場所から取り寄せる必要があります。
これが地方の方だとすぐに届かない場合などがあるので、
そんな時にO型のストックがあれば、それで輸血をしているのも事実です。
時代は変わっても、O型は今でも「万能血液」のままなんですよ♪
ご理解いただけましたか?
そこのO型の方。
あなたの血液は、全ての人に提供できる可能性があるのですよ!
立ち上がれO型!ヽ(・∀・)ノ
これは過去のやりとりなので、予告無しに情報が変わることがあります。
3. 献血ダイエットまとめ
それでは今回の内容をまとめましょう。
- 献血ダイエットに効果はない
- 血液を抜いた分は水分補給で元通りになる
- 消費カロリーは次の献血までの期間があるので簡単に相殺される
- 献血は記念品がもらえたり人助けになったりなどのメリットがある
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以上が献血ダイエットの解説でした。
僕が今回の献血に協力させていただいた時は、まさかの一時間半待ち!
意外と献血される方は多いようです。
皆さん・・・優しいですやん♪
残念ながらダイエット効果は期待できませんでしたが、それでも色んなメリットがあるのも事実。
楽に痩せれるのであれば万々歳だったのですが、それは諦めてあなたの優しさをお裾分けしてみてください。
良い事した後は、高重量のベンチプレスをやり遂げたあとくらい清々しい気持ちになりますよ♪